CDプレスに必要な知識

  • 自分のPCを使い、CD-Rへコピーして配布する方は読まなくて結構です。

1. スタジオの最終ファイル

  • 当スタジオでは、プリマスタリングまで行えます。
  • データ形式はWAVE。
  • ミックスは、48k〜96k、24bit
  • (プリ)マスタリングは44.1kHz、16bit
    これはPCで音声CD-Rを作成可能な形式。
  • CDをプレスするならDDPファイルを作成し、プレス業者へ。
  • 音声CD-Rを焼いて、プレス業者に渡す方法もあるが、今は主流ではない。


2. プレス依頼までの流れ

工程4B以降がプレスに関わるところ。



2. DDP ファイルの中身

  • 各曲の曲間設定データ。
    曲と曲の間に、数秒間の空き時間を指定する。
  • WAVEデータ
    プリマスタリング済みのWAVEデータを全てを連結した新たなWAVEデータ。
    PCや一般家庭用プレーヤーでは再生不可。
  • ISRCコード
    曲識別用コード。ただし
    曲の識別不要なら省略可。

「株式会社ジャパンミュージックデータ」は、「一般社団法人日本レコード協会」からISRCコードに関する業務を委託された会社。



3. DDPファイル作成依頼

  • 表の工程4B。
  • 依頼先と事前に打合せ。
  • プリマスタリング済みの全WAVEファイルを準備。
  • PQシートを記入。先方に手本サンプルなどを問合せ。
    • 曲順
    • 曲名
    • 曲間の時間
    • ISRCコード
  • データの送付方法は2通り。
    • DVD-Rに保存し、宅急便。
    • ファイル転送サービス。

【DDP作成をしてくれる処(参考)】

  • DDPファイルも、大事な原盤データのひとつ。
  • DDPファイルを作る際は、予備も作成し、1つは必ず自分の手元に。将来、再プレスを想定。


4. プレス工場へ依頼

  • 表の工程5。
  • 業者と事前に打合せ。
  • DDPファイル送付方法は2通り。
    • DVD-Rに保存し、宅急便。
    • ファイル転送サービス。

【プレス業者(参考)】

(有)サーフプ ロジェクト