注意_ケーブル類の扱い


1. ケーブルの取扱い

  • 楽器を接続するケーブルを踏まないでください(ダメージ、音質劣化)。
  • ケーブルや端子の種類、使い方を理解しましょう。
  • XLR、TRS、TSで、違うものどうしを接続する際は、互換に注意しましょう。
  • もし、無理な使い方をした場合でも、音は出るかもしれませんが「使えりゃいいじゃない」という考えを当てはめないほうが良いです。

2. 接続部分で種類を判断

  • ケーブルや端子の種類、使い方を理解しましょう。

2.1 XLR(端子)

  • バランス方式(平衡方式)
  • 1つの信号を送る。
  • 実際は、同じモノラル信号を逆相で2本送り、ミキサー内で合成して1つの信号にしている(ノイズキャンセル)。
  • 詳細はネット上の詳しい記事で。

XLR


2.2 TRSフォン(端子)

  • 2通りの用途がある。別の用途どうしを接続してはいけません。
    • アンバランス方式
      ステレオ信号を2つ送る。
    • バランス方式
      モノラル信号を1つ送る(XLRと同じ)。

2.3 TRSフォン(端子)

  • アンバランス方式(モノラル信号1つ)。

TRSとTSフォンプラグ

(受側ジャックの図は割愛)



3. 電源コードの取扱い

【悪い扱い方】

  • 写真は、悪い例を示したもの。
  • 電源コードを踏まないでください。
  • 踏むとノイズ、音質劣化につながる可能性があります。ごく稀ですが見えない部分で断線し、感電、発火の危険も有り得ます。