-
Rec.の内容は、スタジオ所有のDAWのデータ形式で保存しています。ひとまず、それを頭の片隅に。
-
DAWのデータとして保存すると、音のデータだけでなく、様々な設定がセットで保存されています。
-
-
録った音(WAVE)
-
エフェクター設定
-
フェーダー設定
-
クロスフェード
-
その他、いろいろ
-
当スタジオでは、Rec.終了後のDAWのデータを数年程度は保管しています。
-
お客さんと約束をしていませんが、何か、手直しをしたいという希望に対応するための自主的措置です。
-
HDD容量が足りなくなったら、古いものから削除しています。
-
DAWのデータとして保存したものは、そのDAWでしか読込めません。
-
そのDAWが、何度かヴァージョンアップされると、互換が保てなくなります。過去のDAWデータは読み込めなくなります。
-
お客さんが、昔のデータを必要とするのは、
-
- スカウトされて音源が必要になる。
- 新しい技術でリミックス、リマスタリングしてみたい。
-
ベスト盤を作りたい。
-
しかし、先に述べたようにDAWのヴァージョンの互換がなくなったら手直しはできません。
-
何らかの手を打っていれば・・・。これは悔やまれます。
-
残念ながら、Rec.をし終えたばかりのお客さんは、将来のことに気が回らないというのがほとんどです。
-
Rec.完了時点で、スタジオへ依頼して、DAWデータとしてではなく、トラック別のWAVEデータとして書き出して、DVD-Rなどに保存しておくことをお勧めします。
-
WAVEデータであれば、他のDAWで読込み可能となります。
-
当時のDAW固有の細かな設定は消えてしまいますが、この際ですから諦めましょう。
-
それよりも、もっと進化したDAWでの仕上げに期待を。
-
データが残っていれば、トラック別のWAVEデータを書き出しに応じます。
-
ただし、各トラック上のぶつ切りのデータを1つに合成する作業など、いくつかの編集作業を伴います。
-
まれに「複雑な録り方」「保存」をしている場合もあります。そのような場合には、追加作業の相談をさせていただきます。
tagPlaceholderカテゴリ: メニュー, 役立つ情報・知識