限定公開Rec.で費用捻出

1.Rec.費用は安くない

Rec.は演奏家が成果を世に問うための一大作業です。その費用は、プロでなくても数万円~十数万。決して安くありません。

心配で録ることを躊躇(ためら)う方もいます。 


2.Rec.現場を観たい?

観られて平気?

Rec.未経験者や他のバンドさんにとっては、他者のRec.は興味のあるところです。覗いてみたいと思うでしょう。

私は、バンドさんがRec.に集中してもらえるよう気を配らなければなりません。その点から、基本的には部外者に観せるべきではないと考えています。


その一方で、部外者が訪ねて来ると
、まんざら嫌ではなさそうなバンドさんも実際にいます。ライブのようにモチベーションが上がるので、大いに観てもらいたいということなのでしょうか?


3.そこで一案

もし、バントさんさえよろしければ、限定公開Rec.(Rec.見学)を行うというのはどうでしょう?

  1. あらかじめ、スタジオに限定公開Rec.をしたい旨、相談。
  2. Rec.日程をアナウンス 。数名限定の見学者を募ります(口コミ、ネット)。
  3. 参加した方は参加費を支払います。具体的なルール化はしていませんがザックリこの2通り。
    • バンドさんが「陣中見舞い(気持ち)」として受取り、Rec.費用の足しにする。
    • スタジオ側で「見学料(定額)」として徴収する。その分、バンドさんのRec.費用は安くする。

1人のパトロンが多額の資金を渡すのではなく、バンド仲間から少額をいただくのです。

 

 世の中で、クラウドファンディングが流行って久しいですが、あれは、大規模だし、見返り特典を用意する必用があります。

 

 そんな大袈裟なファンディングではなく小規模な関係で、互いのバンドがRec.の時に励ましあい、グルグル巡る習慣ができれば、費用に困っている方々も、率先して音源を製作してくれるのではないかと、ふと思いました。「冠婚葬祭のお付き合い」のイメージに近いかもしれません。面倒くさいでしょうか(笑)?