Rec.時間の予想


  • 以下の項目を曲数の分だけ積上げてみてください(概算)。
  • やることを(事前に)打合せして決めておかないと、その場で考えることになり時間ばかり過ぎていきます。気をつけましょう。


1. ガイド作成時間

  • お客様の資料からガイドを作成。以下のどれか。
    • 曲の進行表(打込み代行)。
    • お客様が作成済みのMIDI。
      MIDIを取込む。
    • 楽器の仮音を録音する場合
      あり。
  • 1曲あたり、30min〜2h。

2. 録音準備時間

  • パートが変わるたびにセッティング。
  • 演奏者、エンジニアともにセッティング開始。同時作業。
    • 演奏者側
      楽器、エフェクターの配線。
      音作り。フレーズの確認。
    • エンジニア側
      システム配線、画面操作、
      マイキング、入力レベル調整。
  • パート毎に全曲分まとめ録りするほど準備時間がお得。
  • 1パートあたり、30min。
    ドラムは2h程度。

3. 録音時間

  • パート録音時間
    「曲の長さ」×「失敗想定回数」。
    実際は、パンチイン、パンチアウトでつなぐことになるが、大体の時間はこれで分かるはず。
  • 失敗想定回数
    何回くらいで自分の納得の行く演奏が録れるかということ。
  • パート再生確認時間
    少なくとも録音時間と同等。


4. 編集の時間

  • Rec.の規模によります。
    ご相談ください。1曲あたり、
    30min〜2h。

5. ミックスの時間

  • Rec.の規模によります。
    ご相談ください。
  • 曲ごとに個別に調整。1曲あたり、30min〜2h。

6. プリマスタリング時間

  • Rec.の規模によります。
    ご相談ください。
  • 各曲を比較しつつ調整。1曲あたり、30min〜2h。


7. 曖昧な要素

  • 綿密に計算しても、得てして長引く方向にズレます。
    • 聴いて確認する時間。
    • 予想外の録り直し。
    • メンバー間の勘違い。
    • アレンジの変更。
    • 意見交換の時間。
    • 少しの休憩。
  • それでも、計算はするに越したことはありません。
  • 当スタジオの経験では、ザクっと積上げた時間に1.2〜1.5倍程度を掛けたくらいと考えるほうが良いと考えます


8. 一発録りのジレンマ

  • 一発録りの長所は、
    • 独特のライブ感
    • 録音時間の短縮
  • 一発録りの短所は、
    • 誰かが失敗すれば録り直しとなる。
    • 録り直し回数が増え、最悪、多重録音と同じだけ時間がかかる。
    • 各パートの音の分離が悪いと、ミックスの質が悪くなります。
  • ということで、一発録りは以下の場合だけ。
    • 演奏慣れし、ミスが少ない方々。
    • その一発ならではのニュアンスを狙う場合。
    • 備忘録程度のクオリティで構わない場合。
    • 各パートの音の間を隔離できる環境が必要です(被り低減)。