フリーDAWでドラム打込


1. はじめに(説明)

  • 打込み作業は、現在のRec.で欠かせません。エンジニアには当たり前ですが、Rec.を希望するお客様にもお勧めします。
  • Rec.直前ではなく、作曲の段階から使えば助けになるはず。
  • 苦手意識のある方は、まず、シンプルなドラムの打込みを。
  • 表メニューには記載していませんが、当スタジオに相談いただけば体験できます(打込体験¥1000/h)。


2. なぜドラムの打込みを?

  • 演奏者であれば、何かしらリズムを必要な時があるはず。
    • メンバーとの曲作り
    • Rec.(本採用、ガイド)
    • ドラム無しバンドのオケ
  • Rec.ガイドの作成は、例題として最適。


3. フリーソフトを使おう

  • あれこれ買い揃えず無料ソフトから。
  • 打込み利用だけなら、オーディオインターフェースは不要。
  • 手持ちのPCの(内部音源の)音をPCのモニターから出せれば良い。

フリーソフトのピアノロール画面。



4. 操作の練習

  1. メトロノーム音を鳴らす操作。
  2. 初期テンポを設定。
  3. 新規トラック追加。
    画面にドラム用トラックを準備。
  4. トラックをピアノロール表示。
    音符より分かりやすい。
  5. 画面上に音を置いてみる。
    • 音程(ドラムのパーツに相当)。
    • 音符の長さ(4分音符・・・)。
    • 強弱(ベロシティ)。
  6. ハイハットで開始のカウントを入れる。
  7. フレーズを打込む練習。
    • 8ビートや16ビート。
    • シンコペーション。
    • タム回し(今は不要)。
  8. 編集効率向上のための操作を覚える。
    • 個別選択、範囲選択。
    • コピー。
    • ペースト。
    • 削除。
  9. テンポの変更方法を覚える。
    グラフ状の線を操作。
  10. トラック上のデータの合成。
    編集過程でツギハギになったデータを一本に。

5. オリジナルに合わせて

  1. オリジナル曲に沿って打込む。
  2. インデックス挿入。
    セクションの区切れ目に「目印」を付ける。
  3. テンポ変化を設定(一定なら不要)。
  4. 4小節または8小節毎に飽きないための変化を(アレンジ)。
    • スネアの連打やシンバルを挿入。
    • バスドラムのパターンを変更。
  5. ドラムトラックを他者に渡すために。
    • トラック上のデータを合成。
    • MIDIデータをエキスポート(フォーマット1で保存)。
    • USBやDoropBoxでスタジオへ。
  6. スタジオへMIDIデータを渡す。
    • Rec.ガイドとして活用できる。
    • 発展させ、Rec.の素材として使えるレベルにしたいなら、スタジオの力を借りてアレンジを。
    • アレンジすればライブ用のオケとしても使える。

【ドラムパターン提供】

当方では、シンプルなドラムパターンのMIDIデータを数種類だけ準備している。ネット経由で無料提供可能(互換在り)。



6. 申込みはRec.ページで