曲の構成・進行


1. 感覚ではなく具体的に

  • 曲の構成・進行をエンジニアへ伝えよう。
  • 曲の構成・進行をもとに、システムに仕掛けを準備。
    • セクションに目印を配置。
    • テンポ設定。
  • 目印名は、数字、リハーサルマーク、セクション名と関連付けて決めると分かりやすい。

2. セクションとリハーサルマーク

  • セクションの呼び方は海外を参考に。
    • イントロ:前奏(起)
    • ヴァース:歌い始め(承)
    • ブリッジ:展開(転)
    • コーラス:盛上り(結)
    • インタールード:間奏
    • ソ  ロ:独奏
    • エンディング:最後へ

  • 日本特有の「イントロ、アウトロ、Aメロ、Bメロ、サビ、落ちサビ、間奏」という呼び方はあまりお勧めしない。


3. 構成・進行の説明例

  • 細かい譜面より、以下のような「進行表」が便利。
  • 手書き、ホワイトボードの写真、ワープロなど、見やすく整理されていれば、方法は問わない。

--イントロ--
A:イントロ(8小節)

4/4拍子BPM160

---1番 -----
1B:ヴァース(8小節)
1C:ブリッジ(8小節)

1E:コーラスなし


---間奏-----

1D:インター(8小節)

 

---2番 -----
2B:2ヴァース(4小節)
2C:2ブリッジ(8小節)
2E:2コーラス(8小節)


-ソロ(間奏兼ねる)-

2F:インター(ソロ、12小節)

 

---3番 -----
3C:3ブリッジ(8小節)
3E:3コーラス(12小節)

8小節4拍目から11小節目の1拍目まで徐々にテンポダウンBPM160⇒150。12小節1拍目を160に戻し、カウントを4つ入れて次のセクションへ。

 

--エンディング--
G:エンディング(8小節)